new50 > 閱讀 > 專欄 > 05: 思考─何謂好用的傢俱?

間瀬樹省

「Carestudy株式會社」 代表/建築師
官網 : carestudy.jp/company/

SASAERU

本專欄是在分享觀察之樹的台灣限定傢俱『SASAERUー抱著椅』誕生的過程,以及設計師間瀬先生設計這張椅子時的心血故事。(日本語付き)

05: 思考─何謂好用的傢俱?

繼上回文末的疑問,我對於為了能讓輪椅把手順利被推進桌面下,而把桌面抬高的設計,存有些許的疑慮。的確,把桌面抬高,輪椅把手就能放在桌面下,但倘若桌面的高度被提高了,桌面就會變得更靠近胸部,反倒使得用餐不便。我認為,人們只把重點擺在「讓輪椅能更加靠近桌子」,而並未考慮當桌面被抬高時,是否會造成用餐不易。有進一步的調查指出,與年輕人的體型相比,高齡者較為嬌小,且實際看看研究機構所調查出的數字,無論男性或女性,高齡者的身高平均都比年輕人矮了10公分左右。這種把桌面抬高的設計,導致個子嬌小的高齡者,反而需要使用比普通桌面還要高的桌子,怎麼想都覺得有些不切實際。

 

因此,我決定首先要使傢俱的尺寸能夠配合高齡者的使用。我將當時銷售的椅子,椅腿改得短一些,使其變矮4至5公分左右,再將桌子的高度調低,製作出嬌小的高齡者也能方便使用的傢俱。

 

至於輪椅,當時一般的折疊式輪椅都偏大,根本不符合高齡者的身型,坐起來不舒服,更不適合長時間乘坐。因此我請輪椅業者提供可以配合嬌小高齡者使用的、可以調整高度的輪子,以及配合單腳可以移動的使用者,能夠一邊乘坐一邊以單腳在地板上推動輪椅前進的一款輪椅。使用這樣的輪椅,即便桌面部抬高,也能很順利地使用。除此之外,我還建議用餐時應該坐在椅子上,不要直接坐在輪椅上用餐。

 

由於輪椅是一種移動工具,為了防止乘坐者往前滑落,輪椅的椅面都設計成稍微向後傾斜。但是飲食的時候,我們的上半身應該是處於垂直或是稍微向前傾的姿勢,所以當坐在向後傾的輪椅上,卻要將上半身向前傾進食,是相當困難的一件事。大家不妨實際嘗試看看,坐在輪椅上時,身體往後傾,真的很不容易進食;若為了進食,要硬把上半身向前傾,也不是一件很容易的事情。這樣高難度的動作,我們卻要求需要被照顧的高齡者來做,真的是強人所難。因此,在用餐時,從輪椅上換坐在椅子上是必要的。

 

照片中的椅子是我之前在當上班族的時候所設計的,高度有三種,以不同顏色來識別高度的差異,每個人都可以配合自己的高度,選擇適合的椅子坐。當時的我一直在持續著這個企劃,但是都只能在原有的傢俱上做個小小的改變而已。現在獨立創業以後,覺得有必要的地方,就能夠隨心所欲的從頭開始投入設計,也就是在這個期間,我自己設計了椅子。下一回的專欄,我們再來介紹SASAERU的功能。

翻譯|庄司佳代      編輯|李盈瑩

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05: 本当に使いやすい家具を考える

前回の続きです。私は、車椅子の肘がテーブルの下に入るように、高さを高くできるテーブルに疑問を持ちました。テーブルを高くすると、確かに車椅子の肘はテーブルの下に入ります。しかしテーブルを高くすると、テーブル天板が胸に近い高さになってしまって食事が食べにくくなるのです。テーブルに近づくということにのみ着目し、テーブルを高くした時の食事のしやすさはどうなのかということを配慮する視点が欠けていたように思います。さらに調べてみると、高齢者は若い人と比べて小柄であるということもわかってきます。実際に研究機関が調査した数字を見ると、男性も女性も高齢者は若い人と比較すると身長で約10センチ低いということがわかります。テーブルの高さが高くできるテーブルは、小柄な高齢者が使うテーブルなのに、一般のテーブルよりさらに高くして使うということになり、どう考えても使いやすさが実現できないのです。

 

そこで私は、まず家具のサイズを高齢者に合わせるということをしました。当時販売していた椅子の脚を短くし、4センチから5センチ低くした商品を作りました。そしてテーブルの高さ調整を一般的なテーブルより高くするのではなく低い方向に調整できるようにしました。このようにすることで、小柄な高齢者でも使いやすい家具が提供できるようにしました。

 

車椅子についてですが、当時の一般的な折りたたみ式車椅子は、お年寄りの体に合わず大きくて座り心地が悪く長時間座るのに適していませんでした。そこで、小柄な高齢者に合わせて高さが調整できるタイプや、片足だけ動く人向けに足が床に届いて足漕ぎでも進むことにできる車椅子を提供できるようにお願いしました。このような車椅子でしたら、テーブルを高くしなくてもテーブルを使うことができます。さらに車椅子のまま食事をやめて椅子に座り替えることを提案するようになります。

 

車椅子は移動の道具なので、車椅子から転落しないように座面が少しだけ後ろに傾いています。食事の時、私たちの上半身は垂直か少し前に傾ける姿勢になりますが、座面が後ろに傾いていると上半身を前に傾けるのは非常に難しいのです。実際にやってみるとよくわかりますが、車椅子に座った姿勢、体が後ろに傾いた姿勢のままでは食事はとてもしにくく、また後ろに傾いた座面で無理に上半身を前に傾けるのもかなり難しいのです。この難しい動作を介護が必要なお年寄りにやってもらうのには無理があります。ですから、本当は食事の時には車椅子から食事のしやすい椅子に座りかえていただく必要があるのです。

 

写真は、前職時代にデザインした施設の椅子で、高さが3種類あります。高さは座面の色で見分けることができ、自分に合う高さを選んで座ることができます。会社員時代にはこのような活動をしていたわけですが、どうしても元々ある家具のマイナーチェンジしかできませんでした。今は独立し、必要だと思ったことには自由に取り組むことができるので、その中で椅子を設計することができました。次回からは、SASAERUの機能について紹介したいと思います。

 

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