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間瀬樹省

「Carestudy株式會社」 代表/建築師
官網 : carestudy.jp/company/

SASAERU

本專欄是在分享觀察之樹的台灣限定傢俱『SASAERUー抱著椅』誕生的過程,以及設計師間瀬先生設計這張椅子時的心血故事。(日本語付き)

06: SASAERU的特點—「高度調整」與其中的意義

這一次我要來介紹SASAERU的第一個主要特徴,可以調整的高度。

SASAERU的特別之處在於,它的高度可以調節。普通的椅子高度,是距離地面43至45公分左右,大家對於坐在這個尺寸的椅子上,應該會覺得很平常。因為經過調査發現,距離地面43至45公分的高度,正好是一個年輕人穿著鞋子、坐在椅子上的高度。這種高度的椅子其實對女性的身型而言已經是比較大的了,但年輕人似乎已經習慣讓身體去適應椅子的大小,所以使用起來並不會感到過於不便。

在先前的專欄中有介紹過,高齡者的平均身高比一般年輕人矮10公分左右。各位可以試想一下,當一個嬌小的人要穩穩地坐在椅子上,他的腳底就會碰不到地板;但若是腳底碰不到地,就無法好好支撐自己的身體,上半身也會隨之變得不穩定。對於需要照顧的人來說,這樣的坐姿使得他們的腳不能放平於地上,上半身因為缺乏腳底的支撐而無法維持穩定,必須要在不穩定的姿勢下用餐,可能會有困難且非常危險。為了解決這個問題,我決定要將椅子的高度設計成可以調整的。

具體而言,我把普通椅子的高度設計成可四階段調降,以每2公分為單位。換言之,就是把普通椅子的高度降低了8公分。如此一來即便是身材普遍矮小的年長者,也能將腳底板牢牢地踩在地板上,可以穩定身體、方便安全地用餐。

需要被照顧的長者,一般都會被認為若沒有人照顧的話,很難獨自生活,但實際上很多時候只是因為周圍的傢俱和設備不符合他們的身體,才會無法自己好好使用而需要他人的幫助。椅子高度問題正是如此。坐著用餐時身體不能保持穩定,是因為自己的腳沒有辦法牢牢地踩在地板上,所以才會需要別人的幫助。若傢俱的設計是符合自己身體需求的,就可以用腳穩定上半身,進而順利自己用餐,也許就能夠減少一個需要被照顧的項目。如此一來,被照顧的長者就能享受自主用餐的樂趣,看護者也能將心血分給更需要照顧的人。

綜上所述,使用適合自己身體的傢俱和設備,對雙方而言都是益處良多的。

翻譯|庄司佳代 編輯|李盈瑩

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06: SASERUの特長「高さ調整」とその意味

今回は、私が設計したSASAERUの特長をご紹介します。まず1つ目の大きな特長は、高さが調整できることです。一般的な椅子の高さは、座面の高さが床から43センチから45センチほどです。普段、皆さんはこのサイズに全く違和感を覚えることなく使用されていると思います。調べてみると、床から43センチから45センチという高さは、若い男性が靴を履いて座るのにちょうどよい高さであることがわかります。体の寸法から考えると女性にとっては少し大きすぎるサイズなのですが、若い人はそれに体をあわせることに慣れていて、それほど不都合を感じずに使うことができているのだろうと思われます。

高齢者は、平均身長が若い人よりも10cm程度低いことを前回のコラムで紹介しました。小柄な人が椅子に深く腰を掛けると、足の裏が床に届かなくなります。足の裏が床に届かないということは、足の裏で体を支えることができなくなり、上体が不安定になります。介護が必要な人の場合、足が床にしっかりつかない不安定な状態で食事をするということは非常に難しく、また危険なことになります。この問題を解決するために、私は高さの調整ができる椅子にしたいと思いました。

具体的には、一般的な椅子の高さから2センチ刻みで4段階低くできるようにしました。つまり8センチまで普通の椅子の高さよりも低くできるようにしたのです。こうすることで、小柄なお年寄りでもしっかりと足を床につけて身体を安定させて食事ができるようになりました。

介護が必要なお年寄りは、一般的にはサポートがないと暮らしが難しいと思われていますが、実は周囲の家具や用具が体に合っていない事が理由で上手に使うことができず、それでサポートが必要になっているということが少なくありません。この椅子の高さの問題についても同じことが言えます。足の裏がしっかりと床に着いていないために体が不安定になり、そして介助が必要になってしまっているのですね。家具が体にしっかり合えば、ご自身の足でしっかりと身体を安定させることができ、ご自身で食事をとることができるかもしれません。そうすると介護は不要になるかもしれないのです。介助を受けていた高齢者自身も自分で食べるという喜びを感じることができますし、介護する人はよりサポートが必要な方に労力を振り向けることができます。お互いにとって家具や用具を使いやすくすることはとても良いことなのです 。

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