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黑坂昌彥

「 観察の樹/觀察之樹 」 藝術總監/設計師
官網 : www.kansatsunoki.com/ch/

日日觀察筆記

01: 傢具製造之路 

日本,作為世界高齡社會的先鋒,有兩件事情是可以為正在快速進入高齡化社會的台灣做到的;一是傳授日本高齡社會的經驗,二是融合日本經驗和台灣風俗文化,醞釀成新的模式。然而無論其一其二,我們覺得最重要的關鍵,在於「觀察」。

日本和台灣相似的地方很多,懷舊的街道、溫暖的人情,讓第一次到台灣參訪的我們,立即感受到滿滿的親切感。當然,二者亦有相異之處,例如台灣特有的多元民族文化、外食文化以及志工文化等,不勝枚舉。而在此之中,我們最感興趣的就是台灣的街道;老街、騎樓、窗櫺、地磚等,屢屢讓我們駐足,無法將視線移開。儘管台灣建築有如此迷人的魅力,其簡樸不加修飾的設計,可能會讓習慣日式住宅的人,因其欠缺輔助型設置而稍感不便或危險。

有次,在雨天前往了台灣友人的住宅,卻差點在玄關濕滑的大理石地板上打滑失足,這樣的意外事件成為了我們開始把「人」與「住宅」連接起來的契機,讓我們意識到「傢俱」的可能性,製作出將人和房子緊密相連的傢俱,讓生活更美好。我們看過一般市售的機能性傢俱,強調其功能而忽略了設計感,感覺使傢俱淪為輔具或機械一般的存在;但我們更希望看到的是一種簡潔、美觀、普通的傢俱,單純而美好,任何人都可以輕易使用,且在緊急的情況下,能夠協助你支撐身體,化解摔倒受傷的危機。

我們也曾經想過,要把日本既有的傢俱引進台灣,但考量到氣候、材料、維修、運輸等問題,最終選擇日本設計、台灣製造。當時的我們,對於台灣傢俱的知識尚且稱不上充分,且沒有熟悉的工廠可以合作,要說沒有遇到困難,那是騙人的;但即便是在最人生地不熟的時候,我們也受到了很多台灣人的熱心幫助,把我們的事情都當作是自己的事情一般設想。就這樣,觀察之樹的傢俱設計及製造之路,開始了。

翻譯|庄司佳代

毎日の観察ノート

01:家具をつくる

高齢化で世界の先頭を走る日本が、これから急激に高齢化する台湾にできることは二つあります。一つ目は、日本の経験を伝えること。二つ目は、日本の経験と台湾の文化・習慣とを融合したアイデアを発信することです。私たちがどちらにおいても大事にしているのは「観察すること」です。

台湾はどこか日本と似ています。懐かしい街並み。明るくあたたかい人々。初めて訪れたときから親しみを感じました。もちろん日本との違いも多々あります。多民族であること、外食が多いこと、ボランティア意識が高いことなど。そんな中、僕が一番関心を持ったのは台湾の建築でした。老街、騎楼、鉄窓、タイルなど、ワクワクしながら見て回りました。南国らしいおおらかな美しさに魅了される一方、素朴で飾らない建築は、日本の住宅に慣れた身体感覚からすると、少し使いづらく危ないようにも感じました。

台湾の暮らしに入り込んで観察を進める過程で、現地の知人の家に迎えられるようになりました。
ある雨の日に、そうして訪ねた台湾の知人宅の玄関で滑ったことがきっかけとなり、「人」と「家」の間をつなぎ、生活をよりよくする「家具」の可能性を感じはじめました。世の中には、機能を追求するあまり、福祉機器のようになってしまった家具を見たことがあります。しかし、僕が思い描いたのはもっと普通のあり方です。シンプルで美しく、だれでも使えて、いざという時にそっと体の動きに寄り添ってくれる家具でした。

既製の家具を日本から運ぶことも考えましたが、気候風土に合った素材選び、メンテナンス、輸送などから、日本で設計し台湾で製造することにしました。家具の知識もなく工場の目星もないところからのスタートだったので、苦労がなかったかといえば嘘になります。しかし、そんな時、親身に相談に乗ってくれたのもまた台湾の人たちでした。こうして、観察の樹の家具づくりが始まったのです。