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甜品師傅香代

食織笑顏

01: 奇蹟的開始

我,是一名甜點師,
直至數年前為止,我都只能透過製作甜點來表達自己的想法。
而現在,我想透過文字,和大家分享一個我在此之前從未經歷過的新「食」體驗。

多年前,我在淺草的一間咖啡館工作,
每天,我用簡單的英文單字加上比手畫腳,接待外國觀光客,
時不時配合著淺草的各種慶典活動開發一些季節性的甜點,日子過得充實又快樂。

日復一日,年復一年,命中註定的那天卻在悄然之中降臨了。
待慣了的咖啡廳被別的公司收購,
而與此同時,我得知御茶之水那邊有一間新的咖啡廳要開幕,而該企業主邀請我去擔任店長一職。
我當時抱持著,「如果剛好是在找到新工作之前的這段時間的話……」這樣姑且一試的心態,接下了這份工作。

但是上任了才知道,新的咖啡廳與我們普遍認知的一般咖啡廳是截然不同的。

這個咖啡廳的核心宗旨是:「為那些『食物入口』或『飲料入喉』有困難的人們,開發出『容易咀嚼』且『容易吞嚥』的菜單,讓任何人都可以在這個空間裡,一起享用同樣的美味餐點。」

這……到底是什麼意思?
吞嚥?我甚至不確定這個第一次看到的單詞該怎麼發音……
我在這間咖啡廳的一切,就從這一堆問號中開始了。

「吞嚥」,與我經驗中所學的蛋糕或濃縮咖啡相去甚遠,
我甚至不太確定到底該用平假名還是片假名來拼寫它,
只能像唸咒語一般,在一旁喃喃自語。

於是,第一步就是把所有關於「吞嚥」的資料全都蒐集起來,
新的「食的領域」,就從閱讀這些堆積如山的資料,揭開了序幕。

下一幕的故事,就讓我們喝杯咖啡之後,再繼續聊下去吧!

翻譯 | 庄司佳代      編輯 | 李盈瑩

『食』を紡ぐ笑顔

01: 奇跡のはじまり

私はパティシエ。
お菓子作りが、自分の想いをカタチにできる唯一の方法だった。数年前までは。
これからお話しするのは、それまで自分が触れたことのなかった新しい「食」体験をつづったものです。

数年前、私は浅草のカフェで働いていました。海外から観光で来たお客さんたちにカタコト英語と身振り手振りで接客したり、浅草の行事を取り入れた四季折々のメニューを開発するなど、毎日楽しく過ごしていました。

そんなある時、運命の日は突然やってきました。
カフェが別の会社に引き継がれる事になったのです。そのタイミングで御茶ノ水に新しくカフェを開くからそっちでやってみないかと。私は、「次の仕事が見つかるまでの間なら…」という軽い気持ちで引き受けたのでした。

ところが、そこは一般的にイメージするような普通のカフェではありませんでした。担当者からの説明によると、「口から食べること」「飲み込むこと」が難しい人に、「食べ易く」「飲み込みやすく」する工夫を提案し、みんなが同じ空間で同じメニューを食べられるカフェ、とのこと。

ん?
なんじゃ? どういう事?
嚥下? なんて読むの?
ハテナからのスタート。

今まで経験してきたケーキやエスプレッソとは程遠い響きの言葉。
嚥下。えんげ。エンゲ? 呪文のようにつぶやく私。
まずは、どっさり積まれた「嚥下」について書かれた資料を読むことから、私の新たな食の世界がスタートしました。

続きはまた珈琲を飲んでから。